人生で本気で責められた相手は、実はごく少数だった
人生を振り返ってみると、不思議な事実に気づきます。
本気で私を責め、追い詰めてきた相手は、数えても4人ほどしかいません。
決して「人間関係に恵まれてきた」と言いたいわけではありません。
むしろHSP気質ゆえ、細かな違和感や衝突は人一倍感じてきました。
それでも、人生を揺るがすほどの強い攻撃は、驚くほど限定的でした。
さらに深く考えてみると、もう一つ重要な共通点があります。
それらはすべて、心不全で生死をさまよった時期に集中していたのです。
なぜ、この時期にだけ、人は牙を剥いたのか。
この問いを感情ではなく、構造で整理したくなりました。
DMAICで人生の出来事を分解する
ここで使ったのが、品質改善で用いられるDMAICという考え方です。
本来はビジネスの改善手法ですが、人生にもそのまま応用できます。
ここが自分がAIに問いを出したときにも、ハイブリッド型 HSP×DMAICと言われるゆえんです。
Define|問題の定義
問題はシンプルです。
「人生で本気で責められた経験はごく少数だが、なぜか重病の時期に集中している」
ここを曖昧にせず、まず言葉にします。
Measure|事実の測定
・人生50年以上
・深刻な対立は4人のみ
・発生時期は心不全による入院・療養期
平常時には、ほぼ発生していません。
数ではなく「偏り」がはっきりしています。
Analyze|原因の分析
感情を一度横に置き、共通点を冷静に見ました。
相手側に見えた特徴は、次の通りです。
・他責思考が強い
・正しさを振りかざす
・弱っている人を支えるより、管理・支配しようとする
一方、当時の私はどうだったか。
・身体的に弱っていた
・判断力が落ちていた
・人との境界線が曖昧になっていた
結論は意外なほど明確でした。
問題の中心は「私の性格」ではなく、
弱った状態 × 特定の性質を持つ人の組み合わせだったのです。
Improve|改善策
ここで重要なのは、
「もっと強くなる」「もっと我慢する」ではありません。
改善すべきは、環境と距離感でした。
・弱っている時ほど、人間関係を絞る
・距離を急に縮めてくる人ほど慎重に見る
・静かに寄り添う人以外とは、深入りしない
これは冷たさではなく、命を守るための設計です。
Control|再発防止と運用
最後に、再発防止のためのルールを決めました。
・病気や迷いの時期は、人間関係を平時の3割にする
・強い言葉や正義感を振りかざす人は、即判断しない
・沈黙や間を尊重しない人とは、距離を保つ
このルールは、今も運用中です。
HSPにとっての「守る」という選択
HSPは優しいと言われがちです。
ですが本質は、感じ取る力が強いだけです。
だからこそ、守らなければ削られます。
この文章は、誰かを責めるためのものではありません。
自分を正当化するためのものでもありません。
ただ一つ、
同じ場所で傷ついている人が、自分を疑いすぎないための整理です。
生き延びることは、逃げではありません。
境界線を引くことは、愛の欠如ではありません。
それは、静かで、しかし確かな「改善」なのだと思っています。
noteでも同様の記事を書いていますが、少し切り口が違います。
こちらも見てくださるとうれしいです。