人のストレスは、「できる/できない」の単純な二択では決まらない。
そのあいだには、静かに息づいている第三の領域がある。

それが――
「できるけど、今じゃなくていい」 という場所。
この区分をつけられるだけで、心のざわつきは驚くほど減っていく。
タスク管理のようでいて、実は深い“心のマネジメント”だ。

■ 「できること」には2つある
「できる」=技術的にも精神的にも着手できること。
ただし、この“できる”には種類がある。
- 今すぐやるべきできる
- 後でいいできる
HSPの気質があると、この2つを全部「今すぐ」に押し込んでしまいがち。
その結果、心のキャパが一瞬で飽和してしまう。
■ 「〜しないといけない」はマスト領域
出荷・締切・予約の調整など、避けられない“義務”。
これは嫌でもやるしかない。
問題はここに――
**「出品」や「片付け」や「投稿」**まで放り込んでしまう時。
マスト化した瞬間、心が重くなる。
- 写真の表情に疲れが出る
- 文言がとげとげしくなる
- 態度に倦怠感が滲む
- 「なんでこんなことしてんねん」に変わる
これ、全部“心が後ろ向きになった証拠”。
■ 私がたどり着いた一つの答え
リハビリを、マストに変えること。
出荷を終えれば、「今日も一歩、前へ進んだ」と体が覚える。
その小さな前進が心の血流をよくする。
やがてリハビリが積み重なり、自然と入金・成果と結びつく。
義務 → 積み上げ → リハビリ → 喜び
この流れは、誰に教わったわけでもなく、ICUで仕事を失ってから
“自分の残ったものを見直した結果”見つけた唯一の動き方。
■ 今日の実践
・在庫切れアイテムを少数だが発注
・売れた商品の梱包は前日に完了
・朝は出荷散歩(ウォーキング兼リハビリ)
・帰宅後ブログ
・傷病手当の遅れ(UNコントロール)
・動物病院のリスケ(コントロール可能)
コントロールできること/できないこと
この二つをしっかり分けるだけで感情は落ち着く。
HSPなら些細なことまで感じ取ってしまうからこそ、なおさら大事。

メモ帳でもAIでもいい。
優先順位の外付けは、心を守るための防具になる。
■ まとめ
- 「できる」は“今すぐ”と“後でOK”に分けろ
- マスト領域に何でも入れるな
- 出荷は義務、出品は創作
- 心が重くなる前に区分け
- 小さな前進は確実に心のリハビリになる
