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日常

生き延びるための6か月

──心臓手術・無収入・制度をどう越えたか【実録】

心臓の手術で、仕事も収入も、一度すべて止まりました。

頼れるのは制度だけ。
しかし、制度は決して優しくありません。

これは、
詰まずに生き延びるために、実際にやったことの記録です。


序章──始まりは、もっと前にあった

振り返ると、この6か月の話は
2025年6月20日から始まったわけではありません。

兆しは、
2024年の終わり頃にはすでに出ていました。


期待されての入社と、崩れていく現場

2024年2月1日、
私は福祉事業所に入社しました。

部長職として迎えられ、
新しく総務部を立ち上げる役割を担うことになりました。

期待されての入社でした。

しかし現場では退職者が相次ぎ、
本来想定していなかった業務や、
慣れない業務まで引き受けざるを得ない状況が続きました。

責任は増え、業務は広がり、
休む余白は、ほとんどありませんでした。


「続けるべきか」という問い

2024年11月25日。
前日に牧師に祈ってもらい、
翌朝、私は教会の牧師先生にメッセージを送りました。

「仕事の件で、
続けたほうが良いように感じられたのは、
何か理由があるのでしょうか?」

返ってきた言葉は、今でもはっきり覚えています。

「主が与えてくださった仕事だと思うなら、
なぜ続けられないのか。
自分の都合の良い神さまにしていないだろうか。」

同時に、こうも書かれていました。

「健康面や経済の事情があるなら、
転職が良いのかもしれない。
決めるのはあなたです。」

この時点で、すでに私は続けるか、離れるか
という問いの中にいました。


体と心が、先に悲鳴を上げていた

2024年12月17日。
クリニックで、うつ状態と診断されました。

それでも引き留めが続き、
最終的に退社できたのは
2025年1月31日。
先方もせかしてくる中、短い年末の休みでBASEの構築をしました。

翌2月1日も、
ボランティアとしてPC設定に入っていましたが、
退職が決まったことで、気持ちは少し楽になっていました。


次の場所へ、そして身体の違和感

2025年2月3日。
ECの新規立ち上げでの勤務を開始。

2月18日、
取引先へ向かう途中で初めて息切れを感じました。

「運動不足だろう」
そう思っていました。

3月の東京出張でも動悸がありましたが、
やはり体力の問題だと考えていました。

4月、5月。
調子の良い日と悪い日を行き来しながら、
運命の6月20日を迎えます。


2025年6月20日──すべてが止まった日

呼吸困難で、
行きつけの循環器内科を受診しました。

ここから、
本当の意味での
**「生き延びるための6か月」**が始まりました。


入院・手術・退職トラブル

検査、転院、ICU。
最終的に4本の冠動脈バイパス手術が決定。

ICUに入ったため、
妻を通じて会社へ
7月4日付での退職意思を伝えました。

ところが、
勝手に退職日が設定されるトラブルが発生。

労基署、市民法律相談センターにも相談し
最後は会社と直接話をし、
こちらも関連投稿の整理を行うなどの対応をしたうえで、
7月4日付の退職を受理との連絡が入り、
この問題は一件落着しました。


無収入という現実

7月は、完全に非常事態でした。

  • 7/1 入院
  • 7/2 冠動脈閉塞判明
  • 7/8 6時間のバイパス手術
  • 7/29 退院

生活も仕事も、すべて停止。

それでも、
7月の売上 430円だけは残っています。

入院日に、
ポストへ入れた、たった一件。

金額ではありません。
完全には止まらなかった証拠でした。


傷病手当と制度の壁

傷病手当金の初回入金は
9月18日。

7月・8月は完全に無収入。

制度を知らなければ、
確実に詰んでいた状況でした。


委託販売という転機

秋に入っても状況は厳しいまま。

そんな中、
友人からの委託販売が流れを変えました。

工具、アクアリウム用品、天体双眼鏡。
レアな商品に助けられ、
生活費に改善の兆しが見え始めました。

12月には完売。

さらに別の委託も重なり、
気づけば月73件の出荷。


数字として残ったもの

結果として残った数字は、

  • 年間売上:約 566,000円
  • 評価:1,525件
  • 良い評価:99.2%

実際に動き出したのは8月中旬以降。
約3.5か月で、ここまで立て直せました。


年が明けて、ようやく見えた出口

術後6か月を経て、
障がい者認定用紙(4号)を正式に依頼。

生活・支出・制度・収入を
すべて再シミュレーション。

結果として、

  • キャッシュフローは1月から安定
  • 2月・3月は入金が重なる
  • 4月以降も制度的に詰まない

ことを、数字で確認できました。


峠を越えた夜

峠は、確かに越えました。

正解ルートを見つけた昨夜。
時刻は22:14。

逃げではなく、
自分に対する正式な区切りとして、
ビールを1本開けました。


続きについて

※ここから先は、
退職日と傷病手当の関係
再就職後まで見据えた制度設計など、
実際に使った判断と考え方をまとめています。

同じ状況に置かれたとき、
感情ではなく「制度と数字」で判断するための内容です。

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https://note.com/kenichi_1971/n/n9624da090eea

興味あったり、詰まっている方にはおすすめです。

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