― 約8年ぶりの再会から振り返る、立ち止まることの意味 ―
約8年ぶりの再会
先週の土曜日、
ずっと細くつながっていた縁が、久しぶりに実体を持ちました。
約8年ぶりに、旧友と顔を合わせました。
近況を話す中で、彼がふと口にした言葉があります。
「あの頃は……モラトリアムでしたね」
その瞬間は正直、ピンと来ませんでした。
「モラトリアム?」と思いつつ、別れ際だったこともあり、
深く聞けないまま帰宅。
気になって、家に戻ってから調べてみました。
モラトリアムとは何か
モラトリアムとは
「一時停止」や「猶予期間」を意味する言葉です。
金融分野では支払い猶予、
心理学では青年期における
大人としての責任を一時的に猶予され、
自分や将来を模索する期間
を指すそうです。
調べてみて、ようやく腑に落ちました。
職業訓練校という時間
彼とは、8年前の職業訓練校で一緒でした。
正確には、私はそのコースに2度入学しています。
1度目の入校後、歩行が困難になり、
後縦靭帯骨化症と診断されました。
10月に入学し、11月に緊急入院。
2か月の入院とリハビリを経て、
翌年7月開講の同じコースに再度入学。

7年前の梅田。
うーん、今ならわかるのですが、
通路と負った方が早いですねw
いつものごとく・・方向音痴で、
変な方向から大阪駅へ向かっていたことも、
今では笑える思い出です。
彼は近所ということもあり、
今も交流が続いている数少ない友人の一人です。
それぞれが経験した「その後」
久しぶりの再会では、自然と「その後」の話になりました。
LINEで大きなケガをしたことは知っていましたが、
話を聞くと想像以上でした。
作業中の事故で第5頸椎の複雑骨折。
しかもコロナ真っただ中の時期。
それから5年が経ち、今は何ともないそうです。
今回、私が退院したこともあり、
近所でランチをすることになりました。

あの時間は何だったのか
話題は自然と、当時の訓練校の話へ。
Webのコースで
コーディングやデザインを学んでいた頃。
「当時やっていたコーディングやデザイン、
今はAIで何でもできる時代になったな。
俺はECだから、そこまで影響はなくて助かってるけど、
あの時間って何やったんやろって
ふと考えることがある」
そう話した時、彼が言いました。
「あれは……モラトリアムですね」
今日の会話を思い出し、
ああ、そういうことか、と。
家に帰り納得すると同時に、おしゃれな言葉使うな~と思いました。
立ち止まる場所としての訓練校
職業訓練校は、会社とは違います。
年齢も、背景も、価値観もバラバラ。
だからこそ、
普段なら出会わない人たちと出会える。
振り返ると、不思議で、面白い空間でした。
継続というもう一つの側面
この記事も、
書こうと思いながら今週のバタバタで後回しにしていました。
今日も、ゆっくりですが出品をしました。
どうやらAIによると、
私は「継続性が異常にある」らしいです。
自分では飽きっぽいと思っていたので、少し意外でした。
考えてみれば、
ヤフオクは今年で25年出品を継続。

Duolingoも、ICUに入る直前まで740日連続。
今も188日連続継続中です。

モラトリアムの先で
もしかすると私は、
モラトリアムの時間を経て、
その先で淡々と、
同じ場所に立ち続けるタイプなのかもしれません。